专利摘要:
本発明は、生理学的に許容される媒体中に、(a)25℃で少なくとも180000cP・sの粘度を有し、少なくとも1種のオイル、およびスチレンとスチレン以外の少なくとも1種のオレフィンとの少なくとも1種のコポリマーを含む少なくとも30重量%の無水ゲル、(b)少なくとも1種の特定のグリセロールジエステル、ならびに(c)任意選択で、最大10重量%の1種又は複数種のワックスを含む化粧料組成物であって、弾性率(G’)と粘性率(G”)の間の位相シフトδが30〜50Hzの周波数において45°未満であることを示す化粧料組成物に関する。本発明はまた、上述の組成物を唇に局所塗布することを含む、唇の手入れまたはメイクアップのための化粧方法に関する。
公开号:JP2011506392A
申请号:JP2010537431
申请日:2008-12-10
公开日:2011-03-03
发明作者:カルレス,セリーヌ;ピエール,ステファニー;ムース,ミシェル
申请人:シャネル パフュームズ ビューテ;
IPC主号:A61Q1-00
专利说明:

[0001] 本発明は化粧料組成物に関する。本発明はまた、この組成物を唇に局所塗布することを含む、唇の手入れまたはメイクアップのための化粧方法に関する。]
背景技術

[0002] 唇をメイクアップする組成物のうち、グロスは一般に、高い屈折率を有する特定のオイルを使用することで唇に光沢を与えるための、透明から乳白色の流体組成物を示す。上記オイルは、ワックスまたは油性ゲル化剤により構造化またはゲル化されることにより、組成物の粘度を調整することができる。このようにして得られた組成物は、一般的には発泡体製の細いブラシである塗布器を備えた小さなボトルなどの容器に通常詰められる。]
[0003] 従来のワックスを高レベルで使用すると、厚いフィルムが得られてメイクアップを良好に保持することができるが、いくつかの欠点、特に透明または半透明の組成物を得ることが困難であるといった欠点があり、またワックスの再結晶化の問題を示して、上記組成物の安定性に影響して塗布器の寿命を低下させうることが知られている。上記課題を解決するため、本出願人企業は上記ワックスの大部分を、特定のグリセロールエステルと、水素化ポリイソブテン中においてオレフィンコポリマーの混合物からなる無水ゲルとの組み合わせで置き換えることを着想した。このタイプのゲルは、グロスが唇周辺の細い線に移動することへの耐性を改善するものとして、米国特許第6309629号にすでに特に記載されている。さらに、上述の組み合わせを含有するグロスは市場に存在する。しかしながら、上記の構造化剤の組み合わせを含むグロス処方では、塗布器で組成物を引き出す際、小さいボトルからの出口に糸を生じることが本出願人企業により観察された。本出願人企業は名誉なことに、上記グロスの保持に影響することなく、光沢を失うことなく、ラインの正確さに悪影響を及ぼしうる上記の糸引きの問題を克服することに成功した。このようにして得られたグロスはまた、従来技術のものよりも粘着性が低いことが示された。]
[0004] 上記を実行するため、上述した特定のグリセロールエステルが、上述のタイプの、しかし粘度がより高い無水ゲルと組み合わされた。上記エステルは、特に分岐炭化水素を含む油性メイクアップ製品のためのゲル化剤として、すでに特に米国特許出願公開第2006/0008489号に記載されているが、本出願人企業の知る限り、粘度の高いオレフィンコポリマーから形成される無水ゲルと組み合わせて使用されたことはない。]
課題を解決するための手段

[0005] したがって本発明の主題は、生理学的に許容される媒体中に、
(a)25℃で少なくとも180000cP・sの粘度を有し、少なくとも1種のオイル、およびスチレンとスチレン以外の少なくとも1種のオレフィンとの少なくとも1種のコポリマーを含む少なくとも1種の無水ゲル、
(b)(i)8〜30個の炭素原子を有する、飽和または不飽和、直鎖または分岐の脂肪酸またはヒドロキシ酸、(ii)12〜36個の炭素原子を有する直鎖または分岐の二塩基酸、および(iii)グリセロールまたはグリセロール凝縮物から得られる少なくとも1種のエステル、ならびに
(c)任意選択で、最大10重量%のワックス(複数可)
を含む化粧料組成物であって、弾性率(G’)と粘性率(G”)の間の位相シフトδ(tanδ=G”/G’になるような)が30〜50Hzの周波数において45°未満であることを示す化粧料組成物である。]
[0006] 上記成分は、周囲温度下、30〜50Hzの周波数において、その弾性率(G’)とその粘性率(G”)の間で上述の位相シフトを示し、したがってその粘性率(G”)よりも高い弾性率(G’)を示す組成物を得ることができる比率で組み合わされる。本出願人企業は、上記のレオロジー特性により、小さいボトルから細いブラシを用いて組成物を引き出す際の消費者により加えられるせん断に対応する条件下で糸を形成しない組成物が得られることを明らかにした。]
[0007] 上記成分について、以下にさらに詳細に説明する。]
図面の簡単な説明

[0008] ]
[0009] スチレンとオレフィンのコポリマー
本発明で使用される無水ゲルに存在するコポリマーは、好ましくはブロックコポリマーである。コポリマーはスチレンに加えて、このリストに限定されるものではないが、エチレン、プロピレン、ブチレン、ブタジエンおよびイソプレンから選択することができる少なくとも1種のオレフィンを含む。したがってコポリマーは、Shellから商品名Kraton(登録商標)として販売されているコポリマーであってよく、特に、スチレン−エチレンプロピレン、スチレン−エチレンブチレン、スチレン−ブタジエン、スチレン−イソプレン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレン−スチレンまたはスチレン−エチレンブチレン−スチレンコポリマーであってよく、さらにはエチレン/プロピレン/スチレンもしくはブチレン/エチレン/スチレンコポリマー、または上述のコポリマーの任意のブレンド、例えばエチレン/プロピレン/スチレンコポリマーおよびブチレン/エチレン/スチレンコポリマーのブレンドであってよい。]
[0010] 本発明によると、エチレン/プロピレン/スチレンもしくはブチレン/エチレン/スチレンコポリマーまたはこれらのブレンドを使用することが好ましい。]
[0011] 上記コポリマーは、例えば、ミネラルオイル、水素化ポリイソブテン、水素化ポリデセン、イソヘキサデカンもしくはイソドデカンなどの揮発性もしくは不揮発性炭化水素;またはパルミチン酸イソプロピルやイソノナン酸イソノニルなどの脂肪酸エステル;または安息香酸エステルから選択される少なくとも1種のオイルに分散した状態で一般に販売されている。本発明によると、スチレンとオレフィンのコポリマーは、水素化ポリイソブテンとして運ばれることが好ましい。]
[0012] 本発明で使用することができるコポリマーのブレンドの例は、Jan Dekkerから販売されているDekagel(登録商標)製品、特にDekagel(登録商標)HV2004からなる。]
[0013] 本発明での使用に好ましいコポリマーは、Penrecoから商品名Versagel(登録商標)M、ME、ML、MP、MC、MDおよびMNとして販売されているものである。MEシリーズのものが特に好ましい。]
[0014] 上記コポリマーは有利には、50000〜260000の範囲の重量平均分子量を有する。さらに、コポリマーが存在する無水ゲルでは、周囲温度で3日間静置して調整した後に、5回転/分の速度でT−Cスピンドルを用いたブルックフィールド粘度計で測定した、25℃における粘度が180000cP・sより大きい、好ましくは200000cP・sより大きい、より好ましくは220000cP・sより大きい、なおいっそう好ましくは240000cP・sより大きく、例えば粘度およそ250000cP・sである。]
[0015] Penrecoから商品名Versagel(登録商標)ME2000として販売されているコポリマーを使用することが特に好ましい。]
[0016] 無水ゲル(a)は、組成物の全重量に対して30〜80重量%、好ましくは40〜70重量%、より好ましくは50〜65重量%に相当することができる。したがって、無水ゲルに含まれるコポリマーは、組成物の全重量に対して4.5〜12重量%、好ましくは6〜10.5%、より好ましくは7.5〜9.75重量%に相当することができる。]
[0017] グリセリルエステル
本発明の組成物は、第二の必須構成成分として、(i)8〜30個、好ましくは12〜22個の炭素原子を有する、飽和または不飽和、直鎖または分岐の脂肪酸またはヒドロキシ酸、(ii)12〜36個、好ましくは12〜20個の炭素原子を有する直鎖または分岐の二塩基酸、および(iii)グリセロールまたはグリセロール凝縮物から得られる少なくとも1種のエステルを含む。]
[0018] 脂肪酸(i)は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸およびこれらの混合物から特に選択することができる。さらに、二塩基酸(ii)は、例えば、エイコサン二酸、エチルオクタデカン二酸、ドデカン二酸およびこれらの混合物から選択することができる。]
[0019] 本発明での使用に好ましいこの種類のグリセリルエステルは、エイコサン二酸と、ベヘン酸でエステル化したグリセロールとのジエステルである。この化合物は、式
RO−CH2−CH(OR)−CH2−O−CO−(CH2)18−CO−O−CH2−CH(OR)−CH2−OR
(式中、R基は独立して−CO−(CH2)20−CH3またはH基を表し、ただし少なくとも1つのR基はH以外である)のエステル、またはこのようなエステルの混合物である。特に、日清オイリオの商品名Nomcort(登録商標)HK−Gを用いることができる。]
[0020] エステル(b)は、組成物の全重量に対して0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%、より好ましくは0.5〜2重量%に相当することができる。]
[0021] ワックス
用語「ワックス」は、可逆的な液体/固体の状態変化を示す脂肪性物質を意味すると理解され、これらは30℃より高く、多くの場合は90℃より低い融点を持ち、組成物の調製条件下では液体であり、固体状態では異方性結晶配列を示す。本発明に従って使用されるワックスは、極性もしくは非極性ワックスまたはこれら2つの混合物からなりうる。用語「非極性」は、炭素、水素および/またはリン原子、特に炭化水素しか含まないワックスを意味すると理解される。]
[0022] 非極性ワックスの例は特に、パラフィン、ポリメチレン、ポリエチレンもしくはポリプロピレンワックス、またはエチレン/プロピレンコポリマーから形成されたワックス、微結晶性ワックス、オゾケライトおよびこれらの混合物である。上記ワックスの例は特に、Sasol Waxから商品名Sasol Wax(登録商標)C80として販売されているもの、Jeenから商品名Jeenate(登録商標)2H〜6Hとして販売されているもの、またNew Phaseから商品名Performalene(登録商標)500およびPerforma(登録商標)V343として販売されているものである。]
[0023] 極性ワックスは特に、エステルなどの極性基を含む、動物性ワックス、植物性ワックス、および合成またはシリコーンワックスから選択することができる。したがって、カルナバろう、キャンデリラろう、蜜ろう(Cera alba)、イボタろう(Ericeruspela)、木ろう、ハゼろう、モンタンワックス、トリベヘン酸グリセリルなどのC8〜C20酸とグリセロールのトリエステル、特にVevyから商品名Cetacene(登録商標)として販売されているアセチル化ステアリン酸グリコール、およびこれらの混合物を挙げることができる。上記ワックスは、Ina Tradingから商品名Green Grease(登録商標)として販売されている、キャンデリラろうとホホバ種油の混合物のように、オイルにあらかじめ分散された形態で特に使用することができる。]
[0024] 本発明によると、非極性ワックス、特にポリエチレンワックスを使用することが好ましい。]
[0025] 上記構成成分(a)〜(c)は本発明の組成物の脂肪相の形で運ばれ、これは無水組成物またはエマルジョン、特に油中水滴(W/O)型エマルジョンであってよい。]
[0026] 上記構成成分の他に、脂肪相は、オレフィンコポリマーゲルに存在するオイルに加えて、少なくとも1種のオイルを含むことができ、このオイルはオレフィンコポリマーゲルに存在するオイルと同一のものでも異なるものでもよい。]
[0027] 本発明の意味する範囲において、用語「オイル」は周囲温度(25℃)で液体であり、25℃の水に少なくとも1重量%の比率で導入されたとき、全く水に溶けないか、水に導入されたオイルの重量に対して10重量%未満のレベルでしか溶解しない化合物を意味すると理解される。]
[0028] 本発明の組成物で使用することができるオイルは、炭化水素オイル;合成(ポリ)エステルおよび(ポリ)エーテル、特に、イソノナン酸イソノニルなどの、有利には分岐しているC6〜C20酸とC6〜C20アルコールの(ポリ)エステル;植物性油;分岐および/または不飽和脂肪酸;オクチルドデカノールなどの分岐および/または不飽和脂肪アルコール;任意選択でフェニル化された直鎖ポリジメチルシロキサンまたは環状ポリジメチルシロキサンなどのシリコーンオイル;フッ化シリコーンオイル;フッ化オイル;およびこれらの混合物から選択することができる。]
[0029] 本発明の組成物に存在する追加オイルの量は好ましくは、上記組成物の全重量の10〜50%、より好ましくは20〜40%に相当する。]
[0030] 上記オイルのうち、本発明では少なくとも1種の光沢オイル、すなわち1.45より高い、好ましくは1.47より高い屈折率を示すオイルを使用することが好ましい。]
[0031] 光沢オイルの例としては特に、ポリブテン、水素化イソポリブテンまたは水素化ポリデセンなどの炭化水素オイル、さらには、INCI名「フェニルトリメチコン(phenyl trimethicone)」で識別される、例としてはRhodiaから商品名Mirasil(登録商標)PTMとして入手可能なシリコーンからなるもの、INCI名「フェニルプロピルジメチルシロキシシリケート(phenylpropyldimethylsiloxysilicate)」で識別される、例としてはGeneral Electricから商品名Silshine(登録商標)151として入手可能なシリコーンからなるもの、INCI名「トリメチルペンタフェニルトリシロキサン(trimethyl pentaphenyl trisiloxane)」で識別される、例としてはDow Corningから商品名DC PH(登録商標)1555 HRIとして入手可能なシリコーンからなるものなどのフェニル化シリコーンオイルである。]
[0032] 光沢オイルとしてはさらに、INCI名「パーフルオロノニルジメチコン(perfluorononyl dimethicone)」で識別される、例としてはPhoenixから商品名Pecosil(登録商標)FS(FSU、FSLなど)として入手可能なシリコーンからなるもの、また別の例としてはBiosil Technologiesから商品名Biosil Basics(登録商標)(FluorosilLF、14など)として入手可能なシリコーンからなるものであるフッ化シリコーンを挙げることができる。]
[0033] 光沢オイルの他の例は、天然オイルであり、特にヒマシ油;脂肪鎖が6〜20個の炭素原子を含む、脂肪酸および/または脂肪アルコールのモノおよびポリエステル、特にリンゴ酸ジイソステアリルなどのヒドロキシ酸と脂肪アルコールのモノおよびポリエステル、C12〜C15の安息香酸アルキルなどの安息香酸と脂肪アルコールのエステル、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、ペンタイソノナン酸ジペンタエリスリチルやC5〜C9ジペンタエリスリチルエステルなどの、多価アルコール、特に(ジ)ペンタエリスリトールのポリエステル、またはINCI名「ビス−ジグリセリルポリアシルアジペート−1(bis−diglyceryl polyacyladipate−1)」で知られ、Sasolから商品名Softisan(登録商標)645として販売されているものなどのポリグリセロールのポリエステル、またはトリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、特に高級アルコール工業から商品名Kak(登録商標)TTOとして販売されているものなどのトリメチロールプロパンのポリエステル、または二安息香酸プロピレングリコール、特にInolexから商品名Lexfeel Shine(登録商標)として販売されているものなどのプロピレングリコールのポリエステル、およびステアロイルステアリン酸イソセチル;ならびに高級アルコール工業から商品名Risocast(登録商標)DA−HやRisocast(登録商標)DA−Lとして販売されているエステルなどの水素化ヒマシ油のポリエステルである。]
[0034] 本発明の組成物は、上述のオイルの混合物を含むことができることは明確に理解される。]
[0035] 本発明の組成物は有利には、組成物中に存在するオイルの全重量に対して50〜100重量%、例えば60〜100重量%、好ましくは70〜100重量%の光沢オイルをさらに含むことができる。]
[0036] 本発明の油中水滴型エマルジョンの脂肪相は有利には、上記構成成分(a)〜(c)以外に、親油性ゲル化剤などの、脂肪相用の少なくとも1種の構造化剤をさらに含むことができる。]
[0037] 親油性ゲル化剤の例は、特にシリコーンポリマーであり、より詳細にはオルガノポリシロキサンエラストマーである。これらのうち、オルガノポリシロキサンと、またはビニル基やアリル基などの不飽和基を好ましくは鎖の末端位に有するポリエーテルと、オルガノハイドロポリシロキサンなどの別の反応性シリコーン化合物との反応から生じる、少なくとも部分的に架橋したポリマーを挙げることができる。上記ポリマーは通常、揮発性または不揮発性シリコーン溶媒中の、または炭化水素溶媒中のゲルの形態で利用可能である。上記エラストマーの例としては特に、Shin−Etsuから商品名KSG−6、KSG−16、KSG−31、KSG−32、KSG−41、KSG−42、KSG−43、KSG−44、KSG−21、KSG−210として、Dow Corningから商品名DC9040およびDC9041として、Grant Industriesから商品名Gransil(登録商標)として販売されているものがある。別の油性ゲル化剤は、エポキシ基で官能化されヒドロシリル化されたオルガノポリシロキサンが触媒存在下で自己重合して得られるシリコーンポリマーからなり、General Electricから商品名Vevesil(登録商標)125として市販されている。別の親油性ゲル化剤は、環状ビニルジメチコン/ジメチコンのコポリマーからなり、Jeenから商品名Jeesilc(登録商標)PS(PS−VH、PS−VHLV、PS−CM、PS−CMLV、PS−DMを含む)として販売されているものなどがある。別のタイプの親油性ゲル化剤は、ポリアミドからなり、INCI名ポリアミド−3(polyamide−3)で識別される、特にArizona Chemicalから入手可能なSylvaclear(登録商標)AF1900VおよびPA1200Vポリマーや、またINCI名「エチレンジアミン/水素化ダイマージリノール酸コポリマービス−ジ−C14〜18アルキルアミド(Ethylenediamine/Hydrogenated Dimer Dilinoleate Copolymer Bis−Di−C14−18 Alkyl Amide)」で識別され、例えばArizona Chemicalから商品名Sylvaclear(登録商標)A200VまたはSylvaclear(登録商標)A2614Vとして入手可能なものなどがある。あるいは、親油性ゲル化剤は、ベントン、またはINCI名「酢酸ステアリン酸スクロース(Sucrose tetrastearate triacetate)」で表されるものなどのショ糖エステルであってよい。]
[0038] 脂肪相はまた、ペースト状化合物、すなわちワックスのように可逆的な液体/固体の状態変化を行うことが可能で、固体状態では異方性結晶配列を有するものの、温度23℃において液体画分と固体画分を含む点でワックスとは異なる親油性の脂肪性物質を1種または複数種含むことができる。]
[0039] さらに、組成物によりもたらされるメイクアップに保持および/または自由移動特性および/または光沢を導入することができる少なくとも1種のフィルム形成ポリマーを含むことができる。フィルム形成ポリマーは特に、ウレタン、フッ素またはアクリレートによって任意選択で修飾されたシリコーンポリマーであってよく、Shin−Etsuから商品名KP−545、KP−561およびKP−562として販売されているシリコーン(メタ)アクリレートや、Dow Corningから商品名DCFA4002 IDおよびDC FA 4001 CMとして販売されているポリマーなどである。フィルム形成ポリマーの他の例は、シリコーン樹脂であり、特にトリメチルシロキシケイ酸などのMQ樹脂や、シルセスキオキサン誘導体、特にShin−Etsuから販売されているポリメチルシルセスキオキサン、またDow Corningから商品名DC 670として販売されているポリプロピルシルセスキオキサンまたはWackerから商品名Belsil SPR45VPとして販売されているフェニルプロピルポリシルセスキオキサンなどのMT樹脂である。別の例は、INCI名「トリフルオロプロピルジメチルシロキシトリエチルシロキシケイ酸(Trifluoropropyldimethylsiloxy Triethylsiloxysilicate)」で識別されるフッ化シリコーンポリマーからなり、General Electricから商品名XS66−B8226として販売されているものなどである。フィルム形成ポリマーとしてはまた、例えば、ヘプタンなどの溶媒中でジメチコノールとMQケイ酸樹脂を重縮合して得られる生体接着性ポリマーを使用してもよく、特にDow Corningから商品名DC 7−4405 low tackおよびDC 7−4505 high tackとして販売されているものである。フィルム形成ポリマーの他の例は、ポリ(環状オレフィン)であり、特にKoboから商品名Koboguard 5400として販売されているポリシクロペンタジエンやさらにはポリジシクロペンタジエンなどである。フィルム形成ポリマーのさらに他の例は、ISPのAntaron V216およびAntaron V220を含むVP/ヘキサデセンやVP/エイコセンコポリマーなどのビニルピロリドン(VP)および/または直鎖オレフィンのコポリマーや、さらにはBaerlocherのAC 400などのエチレン/酢酸ビニルコポリマーからなる。特にPhoenixから商品名Giovarez(登録商標)1800として販売されているポリ(ビニルステアリルエーテル)などのポリエーテルを挙げることもできる。本発明で使用することができる他のフィルム形成ポリマーとしては、特にCreations Couleursから商品名Creasil 7 IDとして販売されているポリ(エチルアクリレート)などのポリアクリレートがある。]
[0040] 本発明の組成物は無水であることが好ましい。]
[0041] しかしながら、エマルジョン形態で提供される場合、本発明の組成物は、上述の脂肪相に加えて、水と任意選択で親水性および/または水溶性添加物とを含む水相を含有する。]
[0042] この場合、本発明の組成物は、組成物の全重量に対して5〜30重量%、好ましくは10〜20重量%の水を含む。]
[0043] より高い透明性のために、水相の屈折率は水相に少なくとも1種のポリオールを含ませて有利に高めることができ、特に糖により高めることができる。]
[0044] エマルジョンの水相は、水と上述の考えられるポリオールに加えて、親水性活性成分、親水性ラテックスおよび/または親水性ゲル化剤を含むことができる。]
[0045] 本発明の組成物はまた、1種または複数種の乳化剤、特に油中水滴型乳化剤を含むことができ、これらは好ましくは、このリストに限定されるものではないが、特にUniqemaから商品名Arlacel(登録商標)P135として販売されているポリエトキシ化ジポリヒドロキシステアリン酸(30 EO)などの非イオン性界面活性剤や、ポリグリセリル−4−ジイソステアリン酸/ポリヒドロキシステアリン酸/セバシン酸エステル(GoldschmidtのIsolan GPS(登録商標))などのポリグリセリルポリエステル、さらにはポリエーテル修飾されたポリシロキサンから選択される。]
[0046] 本発明に従って使用される組成物は、少なくとも1種のフィラーをさらに含むことができる。この用語は、組成物中で不溶の、任意の形状(特に球状または薄層状)のあらゆる無機または有機粒子を意味すると理解される。フィラーの例は、タルク、雲母、シリカ、カオリン、窒化ホウ素、スターチ、オクテニルコハク酸無水物で修飾されたスターチ、ポリアミド、シリコーン樹脂、シリコーンエラストマー由来の粉末やアクリルポリマー由来の粉末、特にポリ(メチルメタクリレート)由来の粉末である。フィラーは特に、異なる化学的性質および/または異なる物理的形態の数種の層からなっていてよく、特に球状のフィラーで被覆した薄層の形態で提供することができる。フィラーは、様々な表面処理を用いて修飾することができる。表面処理されたフィラーの例は、エチレン/メタクリレートコポリマーで修飾されたシリカからなり、これは特にKoboから商品名DSPCS(登録商標)20N−I2、3H−I2およびI2として販売されている。]
[0047] 組成物はまた、水溶性または脂溶性染料や、組成物を着色および/または乳白する効果および/または唇を着色する効果を有する、顔料、真珠光沢剤、レーキ(不活性無機担体に吸着された水溶性染料)およびこれらの混合物などのフィラーから選択される少なくとも1種の着色物質を含むことができる。上記着色物質は任意選択で、シラン、シリコーン、脂肪酸石けん、C9−15フッ化アルキルリン酸エステル、アクリレート/ジメチコンコポリマー、混合C9−15フッ化アルキルリン酸エステル/シリコーンコポリマー、レシチン、カルナバろう、ポリエチレン、キトサン、およびラウロイルリシン、ステアロイルグルタミン酸二ナトリウム、アシルグルタミン酸アルミニウムなどの任意選択でアシル化されたアミノ酸などの疎水性剤による表面処理を受けることができる。顔料は、無機でも有機でもよく、天然でも合成でもよい。顔料の例としては特に、鉄、チタンまたは亜鉛の酸化物、さらには複合染料や、角度彩色性、真珠光沢性、干渉性、フォトクロミックまたはサーモクロミック顔料があるが、このリストに限定されるものではない。本発明の組成物に使用することができる顔料の例は、架橋ポリ(メタクリル酸)メチルエステルおよび有機染料から製造される半球状複合顔料である。上記複合顔料は大東化成から特に販売されている。真珠光沢剤は、雲母/二酸化チタン製品など、メイクアップ製品に従来存在するものから選択することができる。あるいは、雲母/シリカ/二酸化チタンベースや、合成フッ素金雲母/二酸化チタンベース(MaprecosのSunshine(登録商標))、ホウケイ酸カルシウムナトリウム/二酸化チタンベース(EngelhardのReflecks(登録商標))またはホウケイ酸カルシウムアルミニウム/シリカ/二酸化チタンベース(MerckのRonastar(登録商標))の真珠光沢剤であってもよい。]
[0048] 有利には、本発明の組成物は、1種または複数種の顔料を含む場合、ヤシ油脂肪酸ブチレングリコールやリンゴ酸ジイソステアリルなどの少なくとも1種の分散剤をさらに含む。]
[0049] 本発明の組成物はまた、ソルビトール、ショ糖、キシリトール、アセスルファム−K、サッカリンナトリウムなどの甘味剤;アスコルビン酸および/またはそのアルキルまたはリン酸化エステル、またトコフェロールおよびそのエステルなどの抗酸化剤;EDTA塩などの金属イオン封鎖剤;pH調整剤;保存剤;および香料を1種または複数種含むことができる。]
[0050] さらに、有機および無機遮断剤ならびにこれらの混合物から選択される少なくとも1種のUV遮断剤を含むことができる。有機遮断剤としては特に、ジベンゾイルメタン誘導体(ブチルメトキシジベンゾイルメタンを含む)、ケイヒ酸誘導体(メトキシケイヒ酸エチルヘキシルを含む)、サリチル酸塩、パラアミノ安息香酸、β,β−ジフェニルアクリレート、ベンゾフェノン、ベンジリデンカンファー誘導体、フェニルベンゾイミダゾール、トリアジン、フェニルベンゾトリアゾール、およびアントラニル誘導体を挙げることができる。無機遮断剤としては特に、被覆されていてもされていなくてもよい、顔料またはナノ顔料の形態である無機酸化物ベース、特に二酸化チタンまたは酸化亜鉛ベースの遮断剤を挙げることができる。]
[0051] 上記アジュバントの例は、特にCTFA辞典(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook、米国化粧品工業会(The Cosmetic,Toiletry and Fragrance Association)出版、第9版、2002年)で挙げられている。]
[0052] 好ましくは、本発明に従って使用される組成物は、唇をメイクアップするための製品、例えばリップグロスとして使用される。]
[0053] したがって、本発明の別の主題は、上述の組成物を唇に局所塗布することを含む、唇の手入れまたはメイクアップのための化粧方法である。]
[0054] 本発明は以下の限定的でない実施例により説明される。]
[0055] [実施例1]
リップグロス
成分比率を重量パーセンテージで表記した以下の組成を有するリップグロスを、当業者に通常用いられている方法で製造した。]
[0056] ]
[0057] [実施例2]
レオロジー的評価
様々な配合物の粘弾性的挙動を、20℃、不飽和雰囲気下においてジェミニレオメーターで評価し、このデバイスは歪み(1%)制御動的モードで使用され、1000μm間隔のプレート/プレート構造を備えたものであった。トッププレートは軸周囲の振動運動により、0.6〜60Hzの周波数掃引で駆動された。]
[0058] トルクを発生した組成物の歪みはセンサーに伝送された。制御歪みシグナルと伝送されたトルクの比較は、処理シグナルによって行われ、サンプルの弾性率および粘性率(または損失率)、さらには損失角へのアクセスを可能にする計算機に送信された。]
[0059] 試験された処方は以下に相当する。
組成物A:実施例1の組成物
組成物A’:組成物Aと類似しているが、他の粉末顔料を含む組成物
組成物B:組成物Aと類似しているが、26.90重量%のオレフィンコポリマーゲルVersagel(登録商標)ME2000のみを含む組成物
組成物A”:組成物Aと類似しているが、ベヘン酸/エイコサン二酸グリセリルを含まず、抗酸化剤を補った組成物
インスタントボリュームリップ:Deborahから販売されているリップスティックであり、25℃で160000cP・sの粘度を有する、スチレンとオレフィンのコポリマーから形成された無水ゲルと、さらにはNomcort(登録商標)HK−Gを含むもの]
[0060] 得られた結果を以下に説明する。
−図1では、組成物AおよびA’が各々およそ15および20Hzを超えたところで45°未満の損失角を示したが、従来技術の組成物は常に45°をはるかに超える損失角を示したことが明らかである。
−図2では、組成物AおよびA”がおよそ25Hzを超えたところで45°未満の損失角を示したが、組成物Bは常に45°をはるかに超える損失角を示したことを明らかにしている。] 図1 図2
[0061] 上記評価より、過度に低粘度のオレフィンコポリマーで形成された無水ゲルの使用(インスタントボリュームリップ)、または不十分な量のオレフィンコポリマーで形成された無水ゲルの使用(組成物B)では、最大30Hzにおいて45°未満の損失角を有する組成物を得ることができないという結果になる。]
[0062] [実施例3]
官能評価
実施例1の組成物Aの官能プロファイルを、オレフィンコポリマーVersagel(登録商標)ME750(粘度:25℃で100000cP・s)で形成された27.45%の無水ゲル、3.3%のNomcort(登録商標)HK−G、48.10%のポリブテンを含む組成物Cと比較した。上記組成物は各々小さいボトルに詰められた後、温度、湿度測定および光を標準化した条件下で、15人の訓練したパネリストにより評価された。]
[0063] 上記を実行するため、各々の小ボトルを最初に机の上に直立状態で置き、その中に存在する組成物を塗布器で同時に引き出して小ボトルから取り出した。取り出し後の頂点形成が組成物の糸引き特性を反映した。]
[0064] 続いて、各々の組成物の様々な化粧特性が塗布時に評価され(滑り、新鮮さ、柔らかさ、重ねられた層の厚さ)、塗布後に評価された(輪郭の鮮明さ、均質性、不透明さ、色の強度、光沢、輝きおよび真珠光沢効果、粘着性、唇の柔らかさ、唇上の存在感、糸引き)。]
[0065] 組成物Cは、本発明の組成物Aよりもはるかに多く糸を引き、また粘着性が高かった。上記の2つの組成物はさらに、同様の光沢および保持特性を示した。]
実施例

[0066] 本出願人企業は、より小さい損失角を持つ組成物はより弾性的であり、その弾性率よりも大きい粘性率を示す組成物は(高い周波数で)急激に圧力を加えられた場合でも継続して糸形成するという実施例2に記載した粘弾性的挙動から、上記組成物の糸引き特性が直接的に生じることを明らかにした。]
权利要求:

請求項1
生理学的に許容される媒体中に、(a)25℃で少なくとも180000cP・sの粘度を有し、少なくとも1種のオイル、およびスチレンとスチレン以外の少なくとも1種のオレフィンとの少なくとも1種のコポリマーを含む少なくとも1種の無水ゲル、(b)(i)8〜30個の炭素原子を有する、飽和または不飽和、直鎖または分岐の脂肪酸またはヒドロキシ酸、(ii)12〜36個の炭素原子を有する直鎖または分岐の二塩基酸、および(iii)グリセロールまたはグリセロール凝縮物から得られる少なくとも1種のエステル、ならびに(c)任意選択で、最大10重量%の1種又は複数種のワックスを含む化粧料組成物であって、弾性率(G’)と粘性率(G”)の間の位相シフトδが30〜50Hzの周波数において45°未満であることを示す化粧料組成物。
請求項2
前記オレフィンがエチレン、プロピレン、ブチレン、ブタジエンおよびイソプレンから選択される、請求項1に記載の組成物。
請求項3
前記コポリマーが、エチレン−プロピレン−スチレン、ブチレン−エチレン−スチレン、スチレン−ブタジエン、スチレン−イソプレン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレン−スチレン、スチレン−エチレンブチレン−スチレンおよびこれらのブレンドから選択される、請求項1または2に記載の組成物。
請求項4
前記コポリマーが、エチレン−プロピレン−スチレンコポリマーとブチレン−エチレン−スチレンコポリマーのブレンドである、請求項3に記載の組成物。
請求項5
前記オイルが、炭化水素オイル、好ましくは水素化ポリイソブテンなどの分岐炭化水素オイルである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
請求項6
前記無水ゲルが、25℃で少なくとも200000cP・s、好ましくは少なくとも220000cP・s、より好ましくは少なくとも240000cP・sの粘度を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
請求項7
全k脂肪酸(i)が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸およびこれらの混合物から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
請求項8
前記二塩基酸(ii)が、エイコサン二酸、エチルオクタデカン二酸、ドデカン二酸およびこれらの混合物から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
請求項9
前記エステル(b)が、エイコサン二酸と、ベヘン酸でエステル化したグリセロールとのジエステルである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
請求項10
前記無水ゲル(a)が、組成物の重量の30〜80重量%、好ましくは40〜70重量%に相当する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
請求項11
前記エステル(b)が、組成物の重量の0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%に相当する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物。
請求項12
前記ワックスが、パラフィン、ポリメチレン、ポリエチレンもしくはポリプロピレンワックス、またはエチレン/プロピレンコポリマーから形成されたワックス、微結晶性ワックス、オゾケライト、カルナバろう、キャンデリラろう、蜜ろう(Ceraalba)、イボタろう(Ericeruspela)、木ろう、ハゼろう、モンタンワックス、トリベヘン酸グリセリルなどのC8〜C20酸とグリセロールのトリエステル、アセチル化ステアリン酸グリコールならびにこれらの混合物から選択される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物。
請求項13
無水である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
請求項14
30〜50Hzの周波数において粘性率(G”)より大きい弾性率(G’)を示す、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
請求項15
請求項1〜14のいずれか一項に記載の組成物を唇に局所塗布することを含む、唇の手入れまたはメイクアップのための化粧方法。
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